Infoseek 楽天

【広島】延長力尽き連敗…森下暢仁は〝マツダ無双〟36回無失点「最後はちょっとヒヤっとしたけど…」

東スポWEB 2024年7月2日 23時16分

広島は2日の阪神戦(マツダ)に延長10回の末0―3で敗れ、2連敗。貯金は7に減り、2位・DeNAに2ゲーム差まで迫られた。

先発した森下暢仁投手(26)が8回4安打無失点の好投を披露したが、打線の援護がなく、今季7勝目を手にすることはできなかった。

今季最多となる125球の熱投。すでに8勝をマークしているセ・リーグを代表する阪神・才木との投げ合いで、お互いスコアボードにはゼロが並び続けた。

それでも森下はまたも偉業をつくった。前回25日のヤクルト戦(マツダ)では91球で完封勝利を挙げマダックスを達成。この日は5回に梅野、小幡、才木を三者連続で3球で料理した。1イニング3者連続3球三振は、6月1日にソフトバンク戦(みずほペイペイ)でチームメートの森浦が記録して以来、セ・リーグでは13人目となる「イマキュレートイニング」の達成となった。

8回は無死一、二塁のピンチを招いたが、近本、中野、森下を封じ込めてマウンドを降りた。それだけに「最後はちょっとヒヤっとしたけど、アウトになって良かったです」と汗を拭った。

これで森下はマツダスタジアムでの無失点イニングを「36」まで伸ばし、本拠地での無双ぶりは継続中だ。この日、無得点に終わった赤ヘル打線は奮起して借りを返すしかない。

この記事の関連ニュース