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【阪神】岡田監督 延長戦での首位カープ撃破に「大きいよ。変な負け方した後の週初めやから」

東スポWEB 2024年7月2日 23時18分

阪神は2日の広島戦(マツダ)に延長10回の激闘の末、3―0で勝利。6戦連続で黒星を喫していた〝カード頭の火曜日〟で勝利を収め、岡田彰布監督(66)も「大きいのは、大きいよ。変な負け方した後の週初めやから」とうなずいた。

虎先発・才木浩人投手、鯉先発・森下暢仁投手が好投を続け、両軍得点を奪えず。それでも、0―0で迎えた延長10回に虎打線が奮起した。一死一塁で8回の代打から出場した島田が右前適時打を放つと、右翼・野間の悪送球の間に1点を先制。岡田監督は「そりゃオマエ、こんな仕事しとったら先発で使うよ」と島田をたたえつつ、「森下(翔太)の内容見てみ。いつまでもなホームランばっかり狙ろて。そんなんオマエ、バッティング教える以前の問題や」とこの日3三振&右飛の森下におかんむりだった。

なおも一死二塁の好機で近本が左越えの二塁打、続く中野も左前打を放ち、さらに2点を追加。指揮官も「近本はその前(8回の中飛)にな、やっといい感じで打っとったからな」とにんまりだった。

先発・才木は7回113球を投げて1安打無失点、6奪三振の粘投。2回には自身の送球エラーで背負った無死三塁のピンチを切り抜け、その後5回まで無安打投球を続けた。鯉打線を見事に封じたが、味方の援護に恵まれず9勝目とはならなかった。

指揮官も「それまでに(味方が)点とっといたらよかったけど。火曜日はこういう展開なるよ。しやあないよ、勝ちつかなかったのは。球数多かったし、しゃあない」と振り返っていた。

チームは連敗を2で止め、3位に浮上。首位・広島とのゲーム差を3に締め、貯金も「1」に増やした。

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