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大谷翔平 vs ジャッジ〝MLB3冠〟対決 「現在のペースを維持すれば…」インド系メディア予想

東スポWEB 2024年7月3日 0時0分

ドジャース・大谷翔平投手(29)が3冠王を狙える勢いで突っ走っている。ここまで今季打率3割1分6厘、26本塁打はともにナ・リーグのトップを誇り、62打点はリーグ3位につけている。一方、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手はア・リーグで31本塁打、82打点をマークして両リーグ1位、打率はエンゼルスのルイス・レンヒーフォ内野手(27)に1厘差の3割1分6厘とリーグ2位まで浮上してきた。

そんな中、野球など多くのプロスポーツ情報を扱うインド系メディア「スポーツキーダ」のリンドン・スヴァント記者が2日、日米の両スーパースターの3冠王対決の行方について言及。

「3冠王の獲得はMLBで最も困難な偉業の一つ。この偉大な記録は将来殿堂入りするミゲル・カブレラが2012年のタイガース時代に達成したのを最後に出ておらず、3冠王を達成できるのは非常にまれ」と指摘。その上で「同世代で最も優れた選手のショウヘイ・オオタニとアーロン・ジャッジは毎シーズンMVP候補に挙がるが、どちらかが3冠王の栄冠を獲得するとしたらアーロン・ジャッジの方だ」と予想する。

その理由として「ジャッジは31本塁打と82打点でア・リーグのトップに立っている。彼の足かせとなっているのは打率のみだが、現在リーグ2位。打率3割1分6厘と素晴らしい成績をマークし、エンゼルスのスターであるルイス・レンヒーフォ(内野手=27)は打率3割1分7厘でジャッジをわずかに上回っているだけ。ジャッジは現在のペースを維持すれば、シーズン終了までにレンヒーフォを追い抜くことができる」と述べている。

一方の大谷については「現在のランキング順位を考えると、ショウヘイ・オオタニにとって状況は少々厳しい。もっかナ・リーグで26本塁打、打率3割1分6厘でトップに立っているが、62打点はリーグ3位だ。このレースでショウヘイ・オオタニが抱える問題は2度も首位打者(2022年ア・リーグ、23年ナ・リーグ)になったバドレスのルイス・アラエスに勝たないといけないからだ。近年、MLB最高のバッターの一人であり、打率はオオタニにわずか2厘差で迫っている。オオタニ・ショウヘイが3冠王を獲得する可能性は現実的にあるが、少し難しいかもしれない」と指摘した。

両選手がそれぞれのリーグで3冠王を獲得する可能性もあるだけに、今後の大谷の奮起に期待したいところだ。

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