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【阪神】近本光司 1週間ぶり安打が千金タイムリー 8回には岡田監督からの指示「すごく大きいと思う」

東スポWEB 2024年7月3日 0時1分

阪神・近本光司外野手(29)が、2日の広島戦(マツダ)で価値ある一打を放った。

この日「1番・中堅」で出場した近本は、鯉先発・森下を攻略できず第4打席まで無安打。それでも、両軍無得点で迎えた延長10回に意地を見せた。島田の適時打と相手の失策で1点を奪い、なおも一死二塁の好機で打席へ。3番手・島内の直球を捉えた当たりは、左翼の頭を超える適時二塁打となった。6月25日の中日戦(倉敷)以来、1週間ぶりの安打は相手を突き放すダメ押しの適時打となり、「ヒットになってよかったです」と安堵の表情を見せた。

8回には無死一、二塁で打順が周り、岡田彰布監督(66)からベンチの前で声をかけられた近本。犠打で二、三塁をつくることも考えられる場面だったが、ヒッティングで二走・小幡を三塁に進める中飛を放った。指揮官は試合後「打てやん、そんなもん。ゲッツーなってもええから、バントないから、打てやんか。本人はバントと思ってるかも分からんけど、中途半端に打たすんやったら」と明かしていた。

近本は「(声をかけられた時に)『ありがとうございます。頑張ります!』って言ってました」としつつ「プレッシャーにもなりますかね(苦笑い)。でもね、監督のひと言ってすごく大きいと思うし。あまり言われることないんだけど、こういう気持ちなんだなって思いましたね」と振り返っていた。

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