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三浦瑠麗氏 東京都知事選を予想「投票率、前回は超える」「非現職の票は分散する」

東スポWEB 2024年7月3日 11時29分

国際政治学者の三浦瑠麗氏が3日、「X」(旧ツイッター)を更新。東京都知事選(7日投開票)の分析、予想を披露した。

今回の都知事選について、三浦氏は「東京都知事選の投票率、前回の55%は超えるだろう(634万人超の投票)」と予想。個性的な候補者が多く、注目度も高まっており、投票率が高まる要素は多いと見ているようだ。

投票率が上がることについて「問題は、東京で投票率が上がると何が起きるか。ここ10年余りを見れば追加票は流れにのる傾向があり『革新』色はない。美濃部都政はわたしが生まれる前だ」と、共産党の支持を基盤として1967~79年に都知事を務めた美濃部亮吉氏以来、革新知事は出ていないことを指摘。

続けて「平成23年、投票率57・8%の選挙で石原慎太郎氏は261万票。当時、東国原氏と渡邉美樹氏が併せて270万票取った(小池晃氏は62万票)。単純化すると東京の非革新系の票は500万票以上あるということ。投票率62・6%の平成24年、猪瀬氏の得票は434万票、宇都宮健児氏が96万票、松沢成文氏が62万票だった。現職にチャレンジする側に革新色が強いと500万票の層が離れる」と投票率が上がることは“革新色”のある候補にとってはマイナスとなる…という見解を示した。

その上で「戦略的投票を呼びかけている二位につけた候補の支持者などもいるが、おそらく非現職の票は分散するものとみられる」と小池百合子氏以外の票が分散する可能性が高い結論付けている。

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