カブスの鈴木誠也外野手（２９）が２日（日本時間３日）、本拠シカゴでのフィリーズ戦に「４番・ＤＨ」で出場し、１―６の９回に３試合ぶりの１１号３ランを放つなど４打数２安打３打点。打率は２割６分２厘となった。チームは４―６で敗れた。
９回無死一、三塁で５番手・ルイスの直球を捉え、左中間スタンドに運んだ。鈴木は、初回二死一塁で３試合ぶり安打となる中前打を放つなど、幸先の良い７月スタートとなった。ただ試合は反撃及ばず敗れた。
試合後、鈴木は「（３ランは）自分のスイングができるカウントまで持っていけた。力まずしっかり振ることができた」と振り返った。チームは借金８と低迷しているが、「あきらめてはいけない。最後までしっかり戦って、いい形に持っていければいい」と前を向いた。