ドジャースの大谷翔平（２９）が、球宴で行われるホームランダービーへの出場を拒否する意向を示した。
大谷は２日（日本時間３日）、本拠のダイヤモンドバックス戦に「１番・ＤＨ」で出場。２７号２ランを含む３安打２打点の活躍を見せた。チームは６―５で逆転サヨナラ勝ちした。
これで大谷はメジャー通算５０１打点となり、イチロー（７８０打点）、松井秀喜（７６０打点）に次ぐ日本選手３人目の大台突破となった。
大谷は試合後、メディアから球宴でのホームランダービー出場について聞かれ、「（手術した右肘の）リハビリもあるので、おそらく出ない方向で進んでる」と語った。
球宴前日の１５日（同１６日）にアーリントンで恒例のホームランダービーが開催される。ＭＬＢは出場選手の負担を減らすため、ダービーの規定を９年ぶりに変更。球数制限などを新たに設けたが、右肘のリハビリ中でもある大谷の意志は固かった。
すでに３２本塁打でア・リーグ本塁打トップのヤンキース・ジャッジも辞退を表明。現時点での両リーグの本塁打キングが、ともにダービー不出場となった。