日本サッカー協会が3日、今夏のパリ五輪に臨むU―23日本代表メンバー18人を発表し、主力だったMF松木玖生(21=FC東京)がまさかの〝サプライズ落選〟となった。
松木がメンバー外となった理由について大岩剛監督は「選ばれていない選手に対してのコメントは避けたい。彼のコンディションに問題があるという理由ではない」と明言を避けたが、山本昌邦ナショナルチームダイレクター(ND)が経緯を明らかにした。
「松木選手の件の補足になるが、移籍の可能性がある。そんな中で、五輪期間に、確実にわれわれが招集できる確約が取れなかった。それが一番の要因です」と海外移籍の可能性があることを理由として説明した。
松木はパリ五輪世代のエースとして活躍してきただけに、大舞台での不在により大岩ジャパンがどのような戦いをみせるのか注目が集まる。