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井岡一翔の相手マルティネス アルゼンチン大使&ボカ・ジュニアーズのサポーターが応援

東スポWEB 2024年7月3日 18時20分

ボクシングのWBA&IBF世界スーパーフライ級王座統一戦(7日、両国国技館)でWBA王者の井岡一翔(35=志成)と対戦するIBF王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)が3日、都内のアルゼンチン大使館を訪問し、母国にささげる勝利を誓った。

アルゼンチンで現在唯一の世界王者であるマルティネスはエドゥアルド・テンポーネ大使とボクシングだけでなく、サッカー、日本の食べ物などの話題で盛り上がり、約40分間も会談。自身は同国のスーパースターである故ディエゴ・マラドーナも所属した地元の名門サッカーチーム、ボカ・ジュニアーズの熱心なサポーターで、試合には日本在住のボカのサポーター数十人も応援に駆けつけるという。さらには、大使からも会場で観戦することを約束された。

また、この試合に備えて行った米ラスベガスでの合宿中には、憧れの元世界ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)の訪問を受けたという。タイソンからはジェスチャーでディフェンスなどのアドバイスをされ、チャンピオンベルトにサインを書いてもらったことを明かし、「すごくうれしい瞬間でした」と話した。

その後は練習を公開し、「私にとって、とても重要な試合。アルゼンチンのみんなは王座を統一する歴史的瞬間を待っている。戦争のような試合をする。すべてを出す」と闘志メラメラ。6月末にフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)からWBC王座を奪取したジェシー・ロドリゲス(米国)がこの試合の勝者との対戦を希望。さらに井岡の勝利を予想していることを伝えられると「私は勝つために来た。私はエストラーダがロドリゲスに勝つと思っていた。常に予想が覆ることは起こる」と反論した。母国の期待に応えることができるか。

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