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【新日本】王者・内藤哲也が地元凱旋試合での初師弟対決へ気勢「狙うは高橋ヒロムの首のみ」

東スポWEB 2024年7月3日 20時50分

新日本プロレス3日の後楽園ホール大会で、IWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也(42)がベルト奪回後初の試合に臨んだ。

内藤は4月の米シカゴ大会でジョン・モクスリー(AEW)に敗れベルトが海外他団体に流出。AEWとの合同興行「Fobidden Door」(6月30日=日本時間1日、米ニューヨーク)でモクスリーへのリベンジに成功しベルトを奪回した。

王座返り咲き後初めての大会となったこの日は鷹木信悟、BUSHIとのトリオで「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のEVIL&高橋裕二郎&ディック東郷と対戦予定だった。ところが直前の試合で辻陽太&高橋ヒロム&ティタンが成田蓮&SHO&金丸義信と対戦中にH.O.Tのメンバーがなだれ込み無効試合に…。急きょロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)とH.O.Tによる12人タッグマッチに変更となった。

内藤は高橋裕二郎に低空ドロップキックを見舞うなどチームをけん引。H.O.Tの悪の連係を分断すると、最後はBUSHIが東郷をファブルで仕留めてLIJに凱歌が上がった。

試合後のリングでは内藤&鷹木&BUSHIと、辻&ヒロム&ティタンに分かれて対峙。内藤の地元凱旋大会となる5日東京武道館大会では、この3対3のLIJ同門6人タッグ戦が行われる。

練習生時代から面倒を見てきた弟子・ヒロムとの、初めての師弟対決を前に内藤は「彼とはヤングライオン時代を含め一度も対戦したことがないわけで…ついにこの時が来たかと。しかも舞台は俺の地元である東京都足立区、会場は東京武道館。22年前、特別リングサイドを買って前から5列目で見てたよ。あの会場で高橋ヒロムと初めて対戦できる、こんなうれしいことはないよ」とニヤリ。「ただそんな感傷に浸っているヒマはない。狙うは高橋ヒロムの首のみ。そんな東京武道館大会、まだ試合順が発表にされてないようだけど、早く発表してくれよ。さあ、新日本プロレスが出す答えは何試合目かな」と不敵な笑みを浮かべつつ控室へと消えていった。

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