パリ五輪のバスケットボール男女日本代表は３日、有明アリーナでトークイベント「日本一丸」を開催。男子はトム・ホーバス監督（５７）をはじめ渡辺雄太（２９）ら代表候補１５選手、女子は恩塚亨監督（４５）と馬瓜エブリン（２９＝デンソー）ら代表１２選手が参加した。
イベントでは選手同士の質問コーナーがあり、スピードが武器の河村勇輝（２３＝横浜ＢＣ）は、速くなるコツを聞かれると「それを宮崎選手に聞こうと思っていたんですよ」とそのまま女子代表の宮崎早織（２８＝ＥＮＥＯＳ）に質問。「手を振って足を上げて走ったら速くなるんじゃないですか」とチーム内でも屈指のスピードスターは笑顔で答えた。
最後は両指揮官がパリ五輪に向けて思いを明かした。過去には女子代表監督の経験もあるホーバス監督は「男子も女子もすごくよくわかっている。みんな本当に頑張っているから熱い応援をしてください」と語り、恩塚監督は「選手たちは日々成長している。世界が驚く素晴らしいプレーを披露できると思っている。金メダルを取るためにチーム一丸となって勝利を届けたい」と意気込んだ。