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【広島】九里亜蓮2発に沈む「映像を見たりして反省したい」 今季4度目の3連敗で阪神と2差

東スポWEB 2024年7月3日 23時4分

新井カープの尻に火がついてしまった。広島は3日の阪神戦(マツダ)に1―2で競り負けて今季4度目の3連敗。貯金は「6」まで減り、阪神との差は2ゲームまで縮まった。

打線が散発3安打と振るわず。今季最少タイの安打数で唯一、奪えた得点は1点ビハインドの5回に矢野が放った右翼への適時三塁打のみ。それも二死から菊池の三ゴロを三塁手・佐藤輝の失策で出塁し、〝お膳立て〟してもらったものだった。

結局、赤ヘル打線は相手先発の大竹の前に7回2安打1失点(自責0)と封じ込められて今季5勝目を献上。これで広島は、大竹とは通算10試合で対戦し、負けなしの8勝を献上するほどカモにされている。

先発した九里は6回8安打2失点と力投したが、今季5敗目。前回6月26日のヤクルト戦(マツダ)では7回5安打1失点(自責0)と自身4連勝を飾って勢いに乗っていたものの、この日は2回と6回にいずれも佐藤輝から痛恨のソロ本塁打を浴びてしまい、2発に沈んだ。

自身5連勝を飾れず「映像を見たりして反省したい。またいい投球ができるように準備します」と必死に前を向いた。

振り返れば、阪神が2位となり、首位に2ゲーム差まで迫ってきただけに、もう広島はうかうかできない状況だ。

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