カブスの今永昇太投手（３０）が３日（日本時間４日）、本拠地でのフィリーズ戦に先発。１点リードの６回無死一塁でボームに２ランを浴びるなど、６回６安打８奪三振３失点。８勝目はならなかった。
チームは７回に同点に追いつき今永の負けは消えたが、３―５で敗れ３連敗。前日に１１号を放った「４番・ＤＨ」の鈴木誠也外野手（２９）は４打数無安打だった。
試合後、今永は「強い打球も多かったし、よく３点で収まったなという感じ」と強力フィリーズ打線を振り返ると、「味方が点を取った後で、失点の仕方が良くなかった。良いところがあったとすれば、ホームランの後に点を取られなかったところ。そこをプラスに捉えたい」と前を向いた。
また相手先発・ウィーラーについて、「やはり僕とは正反対のピッチングだと思いました。コントロールミスをしない。苦しい場面でも当たり前のように抑えていた。僕に足りないものをたくさんもっているすごいピッチャーと感じました」と今季９勝を挙げている右腕に脱帽した様子だった。