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柴田勝頼 9・3髙山善廣支援大会で鈴木みのるとシングル戦「髙山さんの細胞にしっかり届くようなプロレスを」

東スポWEB 2024年7月4日 15時50分

頸髄完全損傷でリハビリ中の帝王・髙山善廣(57)の支援大会「TAKAYAMANIA EMPIRE 3」(9月3日、後楽園ホール)のメインイベントとして、鈴木みのる(56)と柴田勝頼(44=AEW)のシングルマッチが決定した。

髙山は17年5月4日のDDT大阪大会の試合中、回転エビ固めを仕掛けた際に頸髄を損傷。プロレス界の有志による支援大会が2回開催されたが、2019年8月26日に後楽園で行われた「EMPIRE 2」を最後に、コロナ禍の影響で開催が見送られていた。

この日の会見では、みのるが出席のもとメインイベントのカードが発表された。現在渡米中の柴田からは「大変光栄かつ、ようやく高山さんのために試合で協力できる機会が訪れたこと、そして日本で試合ができる場所を与えてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。タカヤマニアのメインに最もふさわしく、この日、この2人が、このリングで戦うことに意味がつまっていたと思えるような熱い戦いをしたいと思います」とコメントが寄せられた。

柴田自身も2017年4月両国大会で行われたオカダ・カズチカとのIWGPヘビー級王座戦後、急性硬膜下血腫と診断されて長期欠場。一時は選手生命の危機に陥ったが奇跡的な復活を遂げ現在は米国・AEWで活躍している。

「決して医学では解明できないエネルギーがプロレスのリングには存在するのです。そのエネルギーをリングの上から、髙山さんの細胞にしっかり届くようなプロレスをして、少しでもいい刺激になれるよう気合を入れて戦います。とはいえ、鈴木、柴田の2人だけで作れるものではありませんので、9月3日は一人でも多くのファンの皆様にお集まりいただければと思います。後楽園ホールを満席にして活気のある空間を一緒に作りましょう」と呼びかけた。

これを髙山も「柴田のコメントを受けて、ますます期待が高まりました。俺が嫉妬してリング上に殴りに行きたくなるような試合を期待しています」とコメントを発表。2人の戦いに期待を寄せていた。

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