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【スケートボード】堀米雄斗 パリ五輪連覇へ〝壁〟を突破「光が少しずつ見えてきている」

東スポWEB 2024年7月4日 20時12分

スケートボード男子ストリートで東京五輪金メダルの堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)が〝連覇〟に向けて気を引き締めた。

パリ五輪の予選シリーズは各国・地域最大3の代表枠を争う戦いだったが、予選シリーズ最終戦前の段階で日本勢5番手と危機的状況だった。それでも、最終戦で圧巻のパフォーマンスを見せて優勝。逆転で五輪切符を勝ち取った王者は、スケートボードの国内統括団体ワールドスケートジャパン(WSJ)が4日に都内で行ったパリ五輪代表発表会見にオンラインで出席し「ギリギリまで出場もできるか分からない状況だったけど、最後まであきらめずに自分を信じてスケボーをした」と安堵の表情を浮かべた。

パリ五輪の予選シリーズは苦手とするランの得点が必ず反映されるルールが採用。思うように結果を残せない時期が続いたものの「(東京五輪後は)地獄のような3年間だったけど、なんとか乗り越えられて、光が少しずつ見えてきている」と手応えを口にした。

パリ五輪の開幕までは約3週間となった。「ここからが本番。五輪は全スケーターが人生を懸けるので、切り替えて頑張らないといけない」。大きな壁を打ち破ったエースは、花の都で再び表彰台のテッペンに立つことができるか。

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