「マイナビオールスターゲーム２０２４」（２３日＝エスコン、２４日＝神宮）の選手間投票の最終結果が４日に発表され、巨人の戸郷翔征投手（２４）が選ばれた。
ライバルたちからも認められる存在となった。これで４年連続４度目の球宴出場となった戸郷は「初めて選手間投票で選ばれたことが一番うれしいところじゃないかなと思いますし、感謝しています」と喜びをあらわに。「１２球団のファンの方が集結して盛り上がり方もすごい。セ・リーグやパ・リーグのいろいろな選手とも話したりする時間があるので、本当に有意義な時間を過ごせます」と年に１度の祭典の魅力を語った。
対戦を待ち望むのは現在パ・リーグで打率＆本塁打でトップに立つ近藤だ。「もちろん全球まっすぐで行きたいですけど、打たれそうなんで迷ってます（笑い）」と作戦は未定であることを強調したが、球界屈指の巧打者攻略へ意気込みは十分。巨人の看板を背負う若き侍が闘志を燃やしている。
昨春行われたＷＢＣでは侍ジャパンのメンバーの１人として優勝に大きく貢献。巨人が誇る若きエースは２４歳にして球界を代表する好投手となっているが、ライバルであるパ・リーグの投手たちからは早くも関心の的となっている。あるパ・リーグ投手は「戸郷君はまだ２４歳なのにマウンド上で冷静でバタバタしている姿を全く見ない。かと言ってグラウンドの外では人懐っこくて明るい性格をしているし、どうやって試合でスイッチを入れているのかは気になります」と戸郷の試合への入り方に強い関心を示していた。
今年の球宴ではセ・パ問わず多くのライバルたちから質問攻めにあう可能性がありそうだ。