欧州選手権（ドイツ）準々決勝（５日＝日本時間６日）に臨むフランスのＦＷキリアン・エムバペ（２５＝レアル・マドリード）がポルトガルのＦＷクリスチアーノ・ロナウド（アルナスル）を称賛した。
欧州各メディアによると、ストライカー対決が注目される一戦を前にした４日に記者会見したエムバペは、かねてあこがれの存在と公言するＣ・ロナウドについて言及したという。「時間の経過とともに彼と肩を並べて、知り合い、話をすることができて、とても幸運だ。私たちは連絡を取り合っているし、いつも助けてくれる。私の生活で何が起きているかを把握し、アドバイスをくれる。私にとっては光栄なことだ」とし「でも私たちが勝って準決勝に進出することを期待する」と話した。
エムバペは幼少期から寝室にＣ・ロナウドのポスターを貼っていたほどの信奉者。「師匠」といえる存在であり〝後継者〟とも目される。しかしフランスの主将は「いや、唯一無二の存在だと思う」とし「クリスチアーノ・ロナウドはただ１人しかいない。これからも１人しかいない。私もＲマドリードで唯一無二の存在になりたい。でもそれは（Ｃ・ロナウドと）全く違うものになるだろうし、私は彼を称賛することしかできない」と語った。
世界が注目する新旧スターの激突。エムバペは大舞台であこがれの〝師匠超え〟を世界にアピールできるだろうか。