ボクシングのWBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(35=志成)はIBF同級王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)との王座統一戦(7日、東京・両国国技館)に臨む。その勝者との対戦を熱望しているWBC同級王者ジェシー・ロドリゲス(24=米国)は井岡の勝利を予測した。
米メディア「SportingNews」よると、6月29日にフアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)に勝利し、世界王者となったロドリゲスはベルト統一に向けて今回の一戦にも注目しており「マルティネスはプレッシャーをかけるファイターで、井岡は賢いボクサーだ」と分析。「井岡のボクシングの腕前は素晴らしいので井岡に軍配が上がるだろう」と予測したという。
その上で、ロドリゲスは「対戦には興味があるが、エストラダとの再戦条項がある。それが成立すれば、エストラダと戦って、その後に勝者と戦いたい。(井岡が勝ったら)日本で戦いたい。どこでも戦うつもりだ」と改めて対戦を要求。続けて「最高の試合をしたいだけだ。若いので気力は満タンだ。ファンにできる限り最高の試合を見せたい」と語っていた。