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大谷翔平がロスにもたらした経済効果は莫大! CNNが異例の報道「日本人観光客の流入は最高潮」

東スポWEB 2024年7月5日 10時48分

CNNは4日(日本時間5日)にドジャースの大谷翔平投手(29)がロサンゼルスにもたらした経済的効果を「大谷翔平がロサンゼルスに新たな日本人観光客の波をもたらした方法」と題し、特集した。通常はMLBに関してほとんど報じていないだけに異例だ。

同局は「大谷は太平洋の向こう側のファンらを数年にわたり魅了してきたが、ドジャースとの歴史的な契約により、チーム1年目にして日本人観光客の流入は最高潮に達している」と前置きして、具体例を紹介した。

日本のある大手旅行代理店がドジャースのホームゲームには毎回日本から200人ほどの顧客を案内していること、ドジャースが日本企業12社と新たに契約、日本語によるスタジアムツアー、新しい日本食メニューなどを追加した。そして「大谷効果を最大限に生かしている」と指摘した。

ドジャースのスタン・カステン社長兼CEOは同局にドジャー・スタジアムの広告スペースは完売したため、スポンサーらは遠征先のドジャース戦での広告スペースを購入していることを明かすとこう明かした。「我々は急増を予想していたが、ここまでとは思いもしなかった」

また、球場近くの日本人街「リトル東京」のホテルや飲食店での来客数が、昨年の同時期と比べて倍増しているという。

ロサンゼルス観光局は日本からの観光客の80%から90%が滞在中に少なくとも1回はドジャー・スタジアムを訪れていると推定。その影響でダウンタウンのホテルはドジャースのホームゲーム期間中は宿泊料金が高くなり、1泊あたりのホテル料金の差が100ドル(約1万6100円)以上になることもある。それでも完全に満室になることもあるという。

実際、ドジャースのホームゲームがないときですら、日本人観光客のグループがドジャー・スタジアムのスタジアムツアーに参加している。日本からの観光客にとっては、歴史的な円安で出費はかなりの額になるが、「生の大谷を見ること」が何よりも優先のようだ。

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