ドジャースの大谷翔平投手（２９）は４日（日本時間５日）に本拠地ロサンゼルスでのダイヤモンドバックス戦に「１番・ＤＨ」で先発出場し、初回に三盗に成功し、日本選手単独２位の通算１０３盗塁をマークするも３打数無安打 ３三振だった。打率３割１分６厘。チームは３―９で敗れ、３連戦を１勝２敗と負け越した。
相手先発は剛球右腕ゲーレン。２点を先制された初回先頭は９７マイル（約１５６キロ）前後のフォーシームと８４マイル（約１３５キロ）前後のナックルカーブで揺さぶられたものの、フルカウントから四球を選んで出塁。続くＴ・ヘルナンデスの右前打で二塁に進み、二死後、５番ヘイワードの２球目に三盗に成功した。今季１７個目で、メジャー通算１０３盗塁は松井稼頭央を抜き、日本選手単独２位になった。
０―４の３回先頭はカウント１―２からの４球目、内角ひざ元のナックルカーブに空振り三振。
３―４の４回二死一塁は２球で追い込まれた３球目に一走バーンズが二盗に成功。４球目は真ん中高めの９４・４マイル（約１５１・９キロ）のフォーシームだったが、変化球待ちだったのか手が出ずに見逃し三振に倒れた。
３―５の７回先頭は２番手の右腕マルティネスと対戦。フルカウントからの６球目、内角低めの８９・３マイル（約１４３・７キロ）のスライダーにバットは空を切った。
２９歳最後の日に屈辱の３三振。チームも同地区のライバルに負け越した。３０歳の誕生日はチームを勝利に導くアーチで飾りたいところだ。