ドジャース・大谷翔平（３０）のオールスター出場とホームランダービーの欠場でファン心理が微妙となっている。ＤＨ部門で４年連続４度目の出場を果たした大谷は、ドジャースから唯一のファン投票の選出。活躍ぶりは申し分ないとはいえ、最終投票まで行ったＴヘルナンデスや人気の高いフリーマン、スミス、負傷しているベッツらが姿を消し、生粋のドジャースファンは寂しさもあるという。
米メディア「エッセンシャリースポーツ」は「誰も大谷の才能は否定していない。ホームラン、打点、総合ＷＡＲは驚異的だ。しかし、彼はリハビリの懸念からホームランダービーを欠場する。これは疑問を投げかける」と報じ、ソーシャルメディアのファンの声を取り上げている。
結果的に大谷がオールスターの主役となることは明白だけに「ベッツとヘルナンデスが単なる脇役ではなく、スター選手であるという、より深いドジャースの物語が〝ショウヘイ・ショー〟によって覆い隠されているのだろうか。ソーシャルメディアは〝奪われた〟と選考プロセスを非難する。ファンは失望し、怒っている。フリーマンやスミスが除外されたことでファンは反則負けを叫び、ナ・リーグの指名打者ルールを疑問視する声さえあった。フレディとスミスは強奪された」などと伝えている。