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大谷翔平効果でロス観光客が急増 フジテレビは謝罪も〝聖地巡礼〟の心配

東スポWEB 2024年7月5日 15時12分

ドジャース・大谷翔平(30)の活躍でロサンゼルスの日本人観光客が急増している。CNNは「大谷がもたらした観光効果」として日本の旅行代理店が試合ごとに200席を確保していることなどを伝えている。

大谷効果は観客動員だけに留まらず、日本人観光客でホテルが満室の状態が続き、リトルトーキョーを中心に多額の支出をしている。CNNのナターシャ・チェンは「大谷がドジャースに加わってロスの観光客流入が最高潮に達した。12社によるスポンサー、日本語のスタジアムツアー、日本食メニューなどドジャースも大谷効果を最大限に活用している」とフィーバーが続いているとした。

しかし、一方で懸念されるのが観光客による大谷の〝自宅見物〟だ。大谷の〝12億円新居〟周辺の取材が問題視され、ドジャース側からフジテレビと日本テレビに対して取材パスの凍結が報じられた。フジテレビは5日、公式サイトで「ご迷惑をおかけしてお詫び申し上げます。新居には多くの観光客や地元の人が訪れる状況が発生しております。自宅をはじめ、プライベートな空間を訪れることはお控え下さいますようお願いします」とお詫び文を掲載。3日放送の「Live News イット!」、4日の「めざまし8」でも謝罪を繰り返していた。

番組視聴者は「大谷選手は引っ越ししないといけないんじゃないか」「選手は過去にも自宅に盗みが入られたりしている。大谷にも似たようなことが起こる可能性がある」と心配する声も多いが、新居を見てみたいと思うのもファン心理。すでに旅行社が観光客向けに市内に4か所ある大谷の壁画、大谷の好きなハンバーガーショップ、公式グッズショップなどゆかりの地をめぐる〝聖地巡礼ツアー〟も企画されている。観光客の行動がエスカレートしないとも限らず、フジテレビが謝罪したところで心配はつきない。

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