西武は５日、育成左腕・斉藤大将投手（２９）とソフトバンク・野村大樹内野手（２３）の交換トレードを発表した。
渡辺久信ＧＭ兼監督代行（５８）は「今のウチの弱点を補うためのトレードです。まだまだ伸びしろがある選手だと思うし、ウチに来ればチャンスがある。環境が変わることで選手も変わるので」と若林―松原の〝外野手交換トレード〟に続く第２弾トレードの狙いを説明。「（守備位置は）一軍レベルだとたぶんファーストぐらいになる。彼のことは早実時代から見ている。高校生の時は大きいのを打っていた。プロに入ってからはそんな感じじゃないと思うけど。ただ出塁率だったり、そういう目（選球眼）がいいということもあって、チャンスだと思うので戦力になって欲しいと思う」と期待を寄せた。
また、２０１７年ドラフトの１位指名・斉藤については「彼もいろいろ苦労したと思うけど、トレードってお互いのチームがどうにかなると思ってやるものなので。今年は期間が短いけど、大将には向こうに行って何とか支配下勝ち取って一軍で投げる姿が見たいと思う」とエールを送っていた。