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大谷翔平にライバル出現 ドジャース戦3戦5発の大砲に「LAのホームラン王」の称号奪われた?!

東スポWEB 2024年7月5日 18時3分

ドジャース・大谷翔平投手(29)に不気味なライバルが出現した。大谷は4日(日本時間5日)のダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で出場し、3打数無安打、3三振。チームは同カードを1勝2敗で負け越したが、この3連戦で大爆発したのがダイヤモンドバックスの4番、クリスチャン・ウォーカー内野手(33)だ。

2日の初戦で5打数2安打1本塁打2打点をマークした主砲は3日の2戦目は5打数4安打2本塁打4打点をマーク。そしてこの日は初回に21号ソロ、3回にも22号2ランを放った。2試合連続となる1日2本塁打で3打数2安打3打点の大暴れ。ドジャースとの3連戦で13打数6安打(4割6分1厘)5本塁打9打点と打ちまくり、ドジャースのロバーツ監督も「彼に対していい投球ができない。それが一番の問題だ」とお手上げだった。

ドジャー・スタジアムでは5試合連続アーチとなり、MLB公式サイトによれば2015年のドジャース・ピーターソン(現ダイヤモンドバックス)に並ぶ同球場最長本塁打記録となり、ビジター選手としては初の快挙という。ウォーカーは今季のドジャース戦では9本塁打しているが、ドジャー・スタジアムでは8本目。まさにドジャースキラーだ。22号でナ・リーグの単独2位にも浮上し、トップの大谷に5本差に迫った。

LAでのウォーカーの
驚異的な活躍に米メディアも脱帽するばかり。「ウォーカーのドジャー・スタジアムでのパワーショーが続く」「ウォーカーがまたしてもドジャースの心を打ち砕く」「ウォーカーのドジャース戦での熱狂的な本塁打パーティー」…の見出しが躍った。

中でも地元アリゾナのメディア「バーン・シティ・スポーツ」は「ファンはドジャー・スタジアムでベーブ・ルースを見たと言うことができるだろう。ただ彼がアリゾナ・ダイヤモンドバックスの背番号53をつけていたということだけだ。ウォーカーはドジャー・スタジアムの打席に立つたびに、バンビーノ(ルースの愛称)になりきっている」とベーブ・ルースになぞらえて称賛。さらに「彼は単なる短期滞在者ではない。この球場の抵当権を設定しているようだ。LAの新たなホームランキングだ」と続けた。

ここまで27本塁打を放っている大谷はドジャー・スタジアムで15本塁打をマークしている。そんな〝本家〟から『LAのホームラン王』の称号を奪った? ウォーカーと大谷の本塁打争いから目が離せなくなってきた。

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