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大砲ジャッジの専属打撃コーチ 急失速ヤンキースを痛烈批判…若手育たず「攻撃選手の育成がひどい」

東スポWEB 2024年7月5日 18時18分

本塁打トップをひた走るヤンキースのアーロン・ジャッジ(32)の専属打撃コーチのリチャード・シェンク氏がチームを痛烈に批判した。

主砲のジャッジがMVP級の活躍をしているにもかかわらず、チームはア・リーグ西地区の2位。6月後半から黒星先行で首位陥落し、4日(日本時間5日)のレッズ戦も4―8の完敗で3連敗を喫している。同コーチはたまらずSNSで「ジャッジがMVPのような打撃をしている間、ヤンキースは18試合中10試合に負けている。ヤンキースの攻撃選手の育成はひどい」とつぶやき、波紋を広げている。

米メディア「スポーツキーダ」は「フアン・ソトと2人のスーパースターがほとんどの得点を生み出しているが、若い選手が十分な成果を残せていない。ボルペは6月はホームランを打てずに2割2分にとどまり、トーレスは契約最終年で2割2分3厘と不振。3年目のカブレラも序列から外れてしまった」と失速の原因をあげた上で「したがってリチャード・シェンクの指摘は正しいと思われる。若手打者は進歩を遂げていない」と指摘を〝肯定〟した。

ジャッジはチーム状況について「開幕当初のような調子ではない。シーズンは長く厳しい時期が訪れる。過去のワールドシリーズ優勝チームを振り返っても、みんなどこかの時点で不調に陥っている。この状況をどう対応するか、物事を元の方向に戻すためのステップをどう踏むか。これを乗り越えるには全員が協力する必要がある」とキャプテンらしく前を向いたが、再び波に乗ることができるか。

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