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【新日本】カラム・ニューマン、ボルチン・オレッグがG1出場権獲得 ともに初出場で世代交代の波

東スポWEB 2024年7月5日 20時5分

新日本プロレス5日東京武道館大会で「G1クライマックス」(20日、大阪で開幕)のAブロック出場者決定トーナメント決勝戦が行われ、カラム・ニューマン(21)がYOSH―HASHI(42)を撃破し、初出場を決めた。

今年のG1は出場選手20選手中18選手がすでに決定し、残る2枠を争うトーナメントが行われている。決勝戦でYOSHI―HASHIと激突したカラムは、怒とうの猛攻にさらされた。KUMAGOROSHIでマットに叩きつけられると、ランニングダブルニーアタック、ラリアートと強烈な打撃を連発される。

しかし、カルマを狙われたところをスタナーで切り返し逆転。そのまま丸め込んで、電光石火の3カウントを奪ってみせた。

21歳10か月でのG1出場は2011年大会のラ・ソンブラ(21歳9か月)に次ぐ史上2番目の若さ。「ユナイテッド・エンパイア」の新鋭が最高峰リーグ戦の切符を手に入れた。

もう一方のBブロック決勝戦はボルチン・オレッグ(31)がタイチ(44)を撃破し初出場を決めた。

ボルチンもタイチの厳しい攻めを耐え抜いた。カミカゼを聖帝十字陵で切り返されたが、これを強引に持ち上げバックフリップで反撃。しかし、再度のカミカゼを阻止され、タイチ式外道クラッチで切り返されると、デンジャラスバックドロップ、アックスボンバーと得意技を連発される。

それでもブラックメフィストを防ぎ、ストマックブロックで再び攻勢に。ニーリフトからF5をさく裂させると、最後はカミカゼで3カウントを奪ってみせた。

矢野通、棚橋弘至、タイチと常連選手を3タテして堂々のG1初出場。ボルチンは「今日はタイチさんに勝って、矢野さんにも勝って、棚橋さんにも勝った。それはすごい自信になった。これだけ強い先輩に勝って、他の誰かに負けたらすごく嫌になるから。絶対優勝するように頑張りたい」と宣言していた。

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