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【新日本】田口隆祐がバイク交通事故から復帰「いいんだねイッちゃって式腕固め」も披露

東スポWEB 2024年7月5日 20時28分

新日本プロレス5日東京武道館大会で、田口隆祐(45)が復帰を果たした。

田口は今年4月にバイク運転中の交通事故による負傷で「前額部挫減傷、顔面擦過傷、鼻根部挫創、手指挫創、頸椎捻挫、左膝擦過傷」と診断され出場予定だった「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」を欠場。復帰戦となったこの日の大会では棚橋弘至、永田裕志、本間朋晃、タイガーマスクと組んでEVIL、成田蓮、高橋裕二郎、SHO、金丸義信の「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」と対戦した。

田口は飛び出してきた犬を避けようとして転倒し大怪我を負った。試合前のリング上ではSHOから「犬の命をかばって欠場したんだろ? ということは、お前は犬以下じゃ。犬以下のお前なんてこの俺がボコボコにしてやるよ」と挑発を受け田口だったが、本間がEVILに攻め込まれた窮地にドラゴンリングイン。急所攻撃を見舞って救出に成功する。

さらに両軍入り乱れての攻防から、永田の白目式腕固めに呼応するかのように自身も金丸を腕固めで捕獲する。白目をむくだけにとどまらず、そのまま昇天してしまうのではないかと思われた「いいんだねイッちゃって式腕固め」に移行し会場を沸かせた。

試合は本間がEVIL(変型大外刈り)に沈み勝利こそ逃したものの、田口にとっては意義ある一戦となった。「何とかリングに生きて戻って来れたこと、そして生きてリングに降りられたこと。これが一歩…だいぶ進みましたね。69歩ということで。70歩目をこれから踏み出していきたいと思います」と感慨深げ。「犬以下という発言がありましたが、犬以下でいいですよ。犬を助けました。そんな命ですよ。でも何かの、誰かのために役立つなら命をいくらでも投げ打って助けます。いま新日本本隊がピンチですから。そこに捧げますよ」と誓いを新たにしていた。

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