巨人は5日のヤクルト戦(神宮)に初回に4点を奪うなど先発野手全員安打で10―3で2連勝。先発・戸郷が7勝目をマークし通算50勝に到達しチームの貯金を2とした。
阿部慎之助監督(45)は「いい形でした」と初回の4得点を振り返ると、先発・戸郷を5点リードの7回一死一、二塁で交代したことに「もう、あそこまでかなと思って。本人は投げられたんだろうけど」と理由を明かした。
勝ち継投を投入したが、「途中ちょっと気持ち悪い感じがした。だから勝ちパターンも投入していった」とジワジワと追い上げるツバメ打線に危険を感じ取っていたという。
戸郷をリードし初回に2点適時打、9回に3号3ランと3安打6打点で大爆発した捕手・岸田には、「こういう時もあるし、謙虚に頑張ってもらいたいなと思います」とカブトの緒を締めた。