西武は5日のロッテ戦(ベルーナ)に3―6の敗れ、同カードは開幕から未勝利の9連敗となった。
試合後、渡辺久信監督代行(58)は「(今井は)良くはなかったというか、ちょっと心を乱されていた。マウンドの仕草を見ていると、あれじゃダメですね」と先発・今井達也投手(26)にダメ出しだ。
5回を投げ、3度先頭打者を四球で出塁させるなど、自身の投球に対するイラ立ちがバックの野手に与える負の影響について「やっぱりあまり良くはない。雰囲気も良くはないというか、みんな守っているし…」(渡辺代行)と〝エース〟としての振る舞いに厳しく注文をつけた。
7回に西川、長谷川のタイムリーなどで一時は1点差にまで詰め寄った打線については「あのまま終わるんじゃなくて、しっかり若手がつなぎながら3点まで行ったんですけど、できればあの回に追いつきたかった」と言及した。
ロッテ戦9連敗と一方的に負け越している現状については「同じプロの選手としてやっているわけだから、この状況というのはチームとしてあってはならないことだと思う。何とか明日まずは一つ勝たないことには始まらないと思う」と語っていた。