ソフトバンクのロベルト・オスナ投手(29)が5日、出場選手登録を抹消された。
小久保監督は同日の楽天戦(みずほペイペイ)後に「調子じゃないですよ。体が悪いので。下半身のコンディション不良なので。(本人に)10日でなんとかしてほしいという話はした」と理由を説明した。
倉野チーフ投手コーチは「今、初めてなったというわけじゃない。抱えていたのはある」とも明かし、復帰要件としては「100%に近いものを当然求める」と基準を示した。首脳陣としては絶対守護神の早期復帰を願いつつも、ぶり返しや事態の悪化を防ぐため、万全に近い状態での戦列復帰を後押しする方針だ。
オスナは今季ここまで30試合に登板して0勝2敗、リーグ最多の20セーブ、防御率3・99。開幕から本来の安定感を欠き、完全復調を目指していた。小久保監督が一軍を指揮するにあたって、契約延長交渉中の昨オフに〝最優先戦力〟として残留を熱望した右腕だけに、4年ぶりのリーグ制覇に不可欠なピースだ。
オスナ不在の9回は、安定感抜群のセットアッパー・松本、ヘルナンデスが代役候補となりそうだ。