ソフトバンクは６日、野村大樹内野手（２３）とのトレードで西武から獲得した斉藤大将投手（２９）の入団会見をみずほペイペイで行った。背番号は１７７に決まった。
支配下選手と育成選手間で行われた異例のトレード。三笠杉彦ＧＭは「元々ドラフト１位ということで以前から注目をしていた。補強の期限の中で選手層と今後の編成を総合的に考えた」と獲得に至った経緯を語った。
突然の移籍となった斉藤は「育成選手がトレードになることを想定していなかったので、聞いた時は本当にびっくりした」と本音を吐露。ホークスの印象については「本当に強い球団というのが第一印象。そこのチームに投げなくてよくなったと言ったらあれですけど、心強いチームに入れるっていうのも大きい」と同一リーグで敵チームとして対戦してきた経験も交えて語った。
「支配下になるのが目標ではあるので、ソフトバンクの育成選手はすごい多いですけど、その中で支配下枠を勝ち取って、チームの戦力になれるように頑張っていきたい」
そう意気込んだ変則左腕は、まずは７月末に迫る支配下登録期限に向けて全力でアピールしていく。