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吉田正尚が土壇場で値千金の同点2ラン「キャリアの中でも最大のハイライトの1つと思う」

東スポWEB 2024年7月6日 14時16分

レッドソックスの吉田正尚外野手(30)が5日(日本時間6日)の敵地ヤンキース戦(ヤンキースタジアム)で起死回生の同点弾を放ち、チームを逆転勝利に導いた。

1―3で迎えた9回二死二塁で「7番・DH」の吉田が打席に立ち、守護神ホームズのフルカウントからの8球目のシンカーをすくい上げると、右翼席に消える同点の3号2ラン。打球速度約166キロ、飛距離約123メートルの豪快弾は、勝利を確信して総立ちとなっていたヤンキースファンを一瞬で静まり返らせ、レッドソックスのベンチをお祭り騒ぎにさせた。

土壇場で同点に追いついたチームは延長10回、ラファエルの10号2ランで勝ち越しに成功し、劇的逆転勝利で5―3と5連勝をマークした。4月20日(同21日)以来の一発となった吉田は「繋いでいこうという気持ちでなんとかフルカウントまで持っていった。そこからいい形で終えられた。いい場面で打てて、最後にみんなで喜べたのはよかった」と振り返り「状況的にもヤンキースタジアムという面でも、レッドソックスのキャリアの中で最大のハイライトの1つだと思います」と現地メディアを前に笑顔を浮かべた。チームの連勝とともにリズムに乗っていきたいところだ。

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