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【角田奈穂興行】ひめかが特別レフェリーで1日限定復帰&まさかの勝利!「リングって病みつきになる」

東スポWEB 2024年7月6日 16時11分

7月で現役を引退する東京女子プロレス・角田奈穂(37)のプロデュース興行「CROSS」(6日、東京・新木場1stRING)で昨年引退した元スターダムのひめかが、特別レフェリーとして1日限定復帰を果たした。

角田はアクトレスガールズ時代にお世話になった先輩。この日の第1試合で行われたチェリー対関口翔戦で人生で初めてレフェリーを務めた。

昨年5月に引退したひめかにファンからは大きな歓声が上がる中、現役並みの堂々とした風格で入場。チェリーの反則を指摘し、丸め込み合戦では右手が腱鞘炎になるほどリングを叩き続け、見事にこなした。

だが、6分過ぎ、チェリーと関口にいちゃもんをつけられたひめかはプッツン。ラリアートで2人を吹き飛ばすとコーナーに投げ串刺しラリアートを狙った。これは避けられたものの、最後は小競り合いをする2人を一気に丸め込みまさかの勝利。

試合後、取材に応じたひめかは「勝っちゃいました…。引退してから、久しぶりにリングに上がったので楽しいなって思う反面、めっちゃ疲れた。手も痛いし…。レフェリーと選手のすごさを感じました」と達成感に満ちた表情を浮かべた。

ファンからの大声援をには「ファンの人が『待ってたよ』って言ってくれてうれしいなと思いましたし、リングって本当に病みつきになるなって。でも私はこれからも裏でみんなを応援します」と笑った。

人生初レフェリーを終えて「自分の右手に選手の運命がかかってる。『そんな重いことある?』って。改めてレフェリーありきだと思いましたね。それは現役の時に知りたかった」と語り「練習? してないです。舞華の家で練習しようとしたら舞華に怒られたんですよ。『床叩いたらうるさい。下の人に迷惑でしょ』って。なので脳内でいろんなシミュレーションしてました」と裏話まで明かした。

最後には25日の新木場大会で引退する角田に対し「奈穂さんの引退は悲しいですね。でも自分も引退した身なので、悲しいよりも笑顔で見送ってほしいはず。だからみんなも笑顔で、そして奈穂さんにはケガせず最後まで走り抜けてほしいです」とエールを送った。

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