スペイン1部で日本代表MF久保建英(23)の所属するレアル・ソシエダードのイマノル・アルグアシル監督(53)が契約更新に応じていないと、同国メディア「ESTADIO DEPORTIVO」が報じた。
同メディアによると、アルグアシル監督は今年2月に「(Rソシエダードと)契約を更新して歴史をつくりたい」と発言し、クラブ側と契約延長の交渉に入ったものの、新シーズンに向けて7月11日からのチーム始動を前にし、いまだに合意に至っていない。指揮官の契約は2025年夏までで「それ以降も契約を維持したい」というRソシエダードに緊張感が漂っているという。
また同国メディア「FICHAJES・NET」は「クラブは監督の将来を明確にしたいと切望しているものの、容易ではない。続投は不透明となり、スポーツプロジェクトにおいて重大な岐路に立たされている」と指摘し「緊急警報」との見出しを付け「クラブの雰囲気は希望と懸念が入り交じっており、時間は刻々と過ぎている」と伝えていた。
指揮官の去就問題は戦力補強にも影響するとあってクラブ側も困惑している模様。久保自身の去就も注目されている中、アルグアシル監督の契約問題がRソシエダードを大きく揺るがしているようだ。