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【広島】7月急失速 エース大瀬良でも〝天敵〟中日に勝てず「反省しなければならない」

東スポWEB 2024年7月6日 18時38分

7月戦線異状あり――。広島は6日の中日戦(バンテリン)に1―2で敗れて3カード連続の負け越しが決定。7月に入ってから1勝4敗と失速ムードが漂ってきた。

エース・大瀬良大地投手(33)でも嫌な流れを止めることはできなかった。両軍無得点で迎えた3回に梅津、岡林、田中の3連打で一死満塁とされると続く福永の打球は右翼への犠飛となり中日に先制点を献上。大瀬良の無失点記録は37回1/3イニングで途絶えた。

大瀬良は続く4回、板山にソロアーチを右翼席へ運ばれ0―2。これが今季83イニング目での初被弾となった。7回2失点と合格点の投球内容ではあったが、カープ打線が得点できたのはわずか1点のみ。それも6回一死二塁から梅津の暴投で二走・秋山が一気に生還した相手のミスによるものだ。

今季初黒星を喫した大瀬良は「投手(梅津)のヒットからですね。(連続無失点については)いつか止まるもの。それがあの場面だったということだと思いますが、結果的に先制点という形になってしまった。そういう意味では反省しなければならない。次のイニングにまたホームランを打たれてしまった。そこも反省しなければならない」と自身の投球だけを責めた。

それでも新井監督は「ナイスピッチングだったと思います。失点する時はある。今日も7回2失点でしょ。しっかりゲームを作ってくれている」とエース右腕への信頼は変わらない。

5位・中日には3勝8敗1分けと大きく負け越している。「それは別に何も気にならない。戦っている中で嫌だなということは全く感じていない」と指揮官は言うが、ホーム開幕戦となった4月5~7日の中日戦では3試合連続零封負けを食らっている。7日の同カードでは何としても3タテだけは阻止したいところだ。

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