韓国KBOリーグで〝珍プレー〟が発生し、米メディアでも報じられている。
〝事件〟が起きたのは4日に行われたハンファとKTの試合。ハンファが4回一、三塁に走者を置き、チャン・ジンヒョクがスクイズを敢行すると、投手からの送球を一塁にカバーで入った二塁手が捕球できず、ボールが右翼前に転々…。さらに右翼もファンブルし、あわてて本塁に投げるも今度は捕手が捕球できずに後ろにそらし、打者走者まで生還してしまった。
KBOでの〝珍プレー〟は珍しくもないが、今回は「3ランスクイズ」と報じられ、「JTBC」は「チャン・ジンヒョクは走り続けてホームまで走ったが、その過程は笑いが出る。一度にたくさんのエラーが出て真夏の奇妙な野球が積み重なる。予測不可能なミスが面白という感想もある」などと伝えた。
また、米メディア「ラリーブラウンスポーツ」でも取り上げ「KBOがリトルリーグレベルしか見られない珍しい偉業を成し遂げた。このプレーでホームランは生まれず、実際にはエラーが重なったものだったが、それでもバントホームランは野球選手として経歴に残るほど印象深いものだ」と〝称賛〟した。
日本でも6月25日のオリックス―ソフトバンク戦(京セラ)で、一塁に周東を置いて今宮の犠打を曽谷が捕球して一塁に悪送球。カバーに入ろうと前進していた右翼の森がそれたボールに追いつけず、一気に今宮が生還するプレーが起きているが、意外性では韓国にはかなわないかもしれない。