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【バスケット】女子代表がニュージーランドに快勝 リバウンドに収穫

東スポWEB 2024年7月6日 21時39分

バスケットボール女子日本代表が6日、ニュージーランドとの強化試合(東京・有明アリーナ)を92―50で快勝。試合後に恩塚亨監督(45)が、チームの強みである3点シュートの課題と収穫を口にした。

4日の第1戦で世界ランキング9位の日本は、同26位のニュージーランドに125―57で圧勝。指揮官は「1試合目はいい流れの中で、最後まで気を引き締めて戦うことができた。2試合目はシュートが決まらない時間帯もあったけど、(主将の)林咲希、高田真希がチームをリードしてくれた」と振り返った。

4日はチーム全体で3点シュートを25本決めて、成功率は45・5%をマーク。しかし、この日は12本で26・7%だった。それでも「試合前にチーム内で『シュートが入らなくてもオフェンスリバウンドに入る』『オフェンスリバウンドから高い位置でマッチアップして、ディフェンスでプレッシャーをかけていく』ことを共有していた。うまく実行してくれたと思うし、これからまたオプションを増やしていきたい」と有意義な試合になったようだ。

今後はパリ五輪へ向けて欧州遠征に臨む。19日に世界ランク7位のフランス、21日にパリ五輪の1次リーグでも対戦する同6位ベルギーと強化試合を行う。恩塚監督は「今日はスリーポイント(シュート)の確率が低かったけど、そこの確率を上げていく。日本の強みはコートにいる5人全員が走れて、スリーポイントが打てる。先手を取った後も、連続性を持って(攻撃を)仕掛けられる。その献身性と賢さが強みで、なおかつ最後までやり切るメンタリティーも持っている」と強調した。

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