西武は6日のロッテ戦(ベルーナ)に3―4と逆転負けし、このカード開幕から未勝利の10連敗となった。
2回に岸のタイムリー、栗山の犠飛で2点を先制した西武。ロッテに1点を返されて1点差とされたが、7回二死三塁から山村が二塁手・藤岡のグラブをかすめる右前打で1点を追加し、3―1で8回を迎えた。
7回までロッテ打線を5安打1失点と要所を締めていた先発・隅田知一郎投手(24)だったが、8回一死から藤原、岡、藤岡に3連打を許し、3―2と1点差に詰められ降板。なおも一死一、三塁でマウンドを譲った2番手・ヤンが佐藤都に2点右線適時二塁打を打たれ、3―4と逆転。結果的に、隅田は7回1/3を8安打4失点の内容で6敗目(6勝)を喫した。
負け投手となった隅田は「チームに申し訳ないです。今日の試合をしっかりと見直して次につなげたいです」と力なくコメントした。