ボートレース児島のGⅡ「モーターボート大賞 児島のまくりキング決定戦」は6日の5日目、10~12Rで準優勝戦が行われた。
10Rでは3号艇の山口達也(37=岡山)が、ピット離れで飛び出し2コースを奪取。1Mはイン上野真之介を差し切って1着となり優出を決めた。「自分的には100点に近い仕上がり。納得している。ピット離れで自分より前にいる人はいないと思うし、(コースを)取りたいのは取りたい」と優勝戦も積極的に動く構えだ。
どうしても結果を出したい理由がある。「同期の土屋智則がSG(グラチャン)を勝ったのが大きい。西山(貴浩)と土屋が、今節の前検日の午前2時に電話をしてきたんですよ。しかも、テレビ電話。ギリギリ過ぎるだろって(笑)」と97期の同期の激励があったからだ。気合の走りで悲願のGⅡタイトル奪取を目指す。