【茜さやのほっこり温泉】フリー素材モデルにして大の温泉好き・茜さやが、全国各地の魅力的な温泉を紹介する人気企画。今回は1000年以上の長い歴史を誇る温泉郷に行ってきました!
読者の皆様、こんにちは! 温泉大好き・茜さやです。
毎日とても暑いですね~。初夏とはいえ、こう暑いと来月あたりは猛暑か酷暑となりそうで気がめいっちゃいます…。
さて今回は本格的に暑くなる前に九州!ということになり、ちょうどお友達が紹介してくれた博多在住の元アイドルで、つい先日「スイーツショップ博多」も始められた「くまの☆あすみ」さんと一緒に温泉に行ってきましたよ~。せっかくなので今回はウチが撮って、あすみさんにモデルになってもらいました。
今回の筋湯温泉は“日本一のおんせん県”をうたう大分県において、飛び抜けて人気の高い別府温泉や由布院温泉へ向かう途中の「涌蓋山」の標高1000メートルにポツンと湧く、山あいに隠れたような温泉地。
開湯は958年という遠い昔で、温泉地として開かれたのは1658年。とても歴史があるいで湯です。現在20軒あまりの温泉宿がありますが、明治以降に2度の大火で大半は焼失し、昭和のバブル期の建物棟や廃業した建屋が目に付きます…。
だけど3か所ある共同湯周辺は、昔から続く筋湯の面影がわずかに残る一角で、温泉街には飲食店やコンビニなどない、静かでちょっと懐かし系な環境が素敵なんです♪
では今回の「八丁原(はっちょうばる)ヴューホテル」。外観は筋湯でもきれいな方で、館内はそれなりに古いんですが、清掃も行き届いていて、大切に使われているんだな~とほっこりしました♪
写真は4つある貸し切り湯で唯一の貸し切り露天「星の湯」。湯船は2人サイズのこぢんまりとしたものですが、貸し切り露天のお庭がとても広いので開放感があって、とても気持ちの良いもの。こちらを含めて、全ての貸し切り風呂は空いていれば自由に利用ができます。
で、ですね、皆様にお知らせしたいのが、この辺りの温泉宿では本当に珍しいんですが、日帰り入浴を受け付けていないのと、団体の外国人観光客を受け付けていないため、いつ行っても誰かが利用していることがなかったんです。大浴場ですら貸し切り状態でした。それなのに全て源泉かけ流しなので、湯も出しっぱなし!! 実にもったいなぁ…な、ぜいたくな温泉宿でした。
またビックリするのが宿泊料金。1泊2食付き、税込みで平日は1万円を切る価格。人気の別府温泉や由布院温泉、“日本一の炭酸泉”をうたう長湯温泉などへも気楽に行ける近さなので拠点としてもオススメですよ!
あなたが素敵な温泉とつながれますように。
【八丁原ヴューホテル】大分県玖珠郡九重町湯坪739。泉質=単純泉。問い合わせ=℡0973・79・2234。交通=電車はJR久大本線「豊後中村駅」からバスで約40分、車は大分自動車道九重ICから約30分。