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オーディションを狙い撃ち!16歳の小泉今日子 5日後にデビュー控えたキョンキョン直撃

東スポWEB 2024年7月7日 10時6分

【今週の秘蔵フォト】永遠のアイドルでありながら、もはや大女優の風格すら漂わせているのがキョンキョンこと小泉今日子だ。9月放送開始予定のNHK「団地のふたり」では約7年ぶりに連ドラの主役を務める。

早くも全国の中高生約3000人によるファンクラブが組織され、関東近辺では200人の親衛隊が身辺をガード。レディース隊と称する女子親衛隊も存在した。昭和後半の香りが漂ってきて泣けてくる。

デビュー曲は新人歌手としては異例の初回10万枚がプレスされる規格外の存在だった。キャッチフレーズの「微笑少女(びしょうじょ)」は「清楚で笑顔の似合う女の子」という意味で、すでに「キョンキョン」の愛称は定着していた。

「小学校のころ通学路に防空壕があって、そこを通ると別世界に入ったようで楽しかったです。友達とよくピンク・レディーさんのモノマネをしていました。ミーちゃんもケイちゃんも好きでした」と笑顔をのぞかせた。

「中3の時に素人が出られるものをみんなで狙い撃ちしました。私もつられて歌はうまいとは思わなかったけど、オーディションを受けたんです。受かってテレビに出たらクラスメートが“やったじゃん”“頑張んな”と励ましてくれました」と実に初々しく語った。

その後の進化ぶりは説明するまでもない。83年「まっ赤な女の子」ではショートカットに大変身してファンを驚かせ「渚のはいから人魚」「ヤマトナデシコ七変化」「なんてったってアイドル」などの大ヒットを連発した。

アイドルにとどまらずドラマや映画にも出演し続け、音楽もロック系やアート系の大物ミュージシャンとの共演、芸術関連の活動にも取り組み、読書批評でも独自の世界観を提示して評価を得た。

2013年には空前の人気を呼んだNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で天野アキ(のん)の母親・春子役として出演。劇中歌「潮騒のメモリー」がヒットして往年のファンを号泣させ、社会的現象にまで発展。今でもあらゆるジャンルにチャレンジするキョンキョンは永遠に止まりそうにない。新作ドラマも期待十分だ。 (敬称略)

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