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【K―1】金子晃大がカンボジア王者下し1回戦突破「日本人としての心の強さを見せていけたら」

東スポWEB 2024年7月7日 20時39分

立ち技格闘技イベント「K―1 WORLD MAX」(7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の55キロ級トーナメント1回戦で、K―1スーパーバンタム級王者の金子晃大(27)がカンボジアのカン・メンホンに完勝し決勝トーナメント(9月29日、東京・国立代々木競技場第二体育館)に駒を進めた。

カンボジアの格闘技「クンクメール」の54キロ級世界王者メンホンに対し金子は1ラウンド(R)から強力な蹴りを叩き込む。終盤にはしなるような右のローで太ももを打ち抜いてヒザをつかせ、最初のダウンを奪った。2Rも特攻を仕掛けてくるメンホンの顔面を右ストレートで打ち抜きダウンさせる。そして最終3Rは右ストレートであごを打ち抜いてから左フックでとどめを刺して失神KO勝ちを手にした。金子は「このトーナメント、チャンピオンの僕がなんで出るんだって思う人もいると思うんですけど、チャンピオンだからこそ出るというか。日本人としての心の強さをみなさんに見せていけたらと思います」と力を込めた。

またスペインのアントニオ・オルデンと対戦した玖村将史は開始1分足らずで左フックを叩き込んでダウンを奪取。そのままレフェリーが試合を止めてKO勝利を手にして「レベルが違うでしょ。なめんなって感じですね。決勝で借り返すんで」と過去2敗している金子へのリベンジを見すえた。

ほかの1回戦2試合は大久保琉唯がジャオ・ジェンドン(中国)に、璃明武がアンジェロス・マルティノス(ギリシャ)に勝利。準決勝に日本人4選手全員が進出する結果になった。

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