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【都知事選】小池百合子氏が3期目の当選確実「都民の命と暮らしを守る」

東スポWEB 2024年7月7日 21時1分

東京都知事選の投開票が7日に行われ、現職の小池百合子氏の当選が確実となった。3選を目指す小池氏は「東京大改革3・0」を掲げ、都民ファーストの会だけでなく自民党、公明党の支援を得て、有利な戦いを進めていた。

午後8時ちょうどに当確となり、選挙事務所に集まった支持者らから拍手が起こった。選挙事務所に姿を現した小池氏は「3期目の都政のかじ取りを任され、重責を感じる。東京大改革をバージョンアップし、都民の命と暮らしを守る」と話した。

選挙戦では18歳までの子供に月5000円を給付する018サポートや給食費無償化など2期8年の実績をアピール。3期目に向けては首都防衛をテーマにしていた。

選挙序盤は公務優先を強調し、街頭演説の数は控えめ。それでも八丈島、奥多摩と〝川上作戦〟で支持の拡大を図った。後半戦に入ると、連日のように都市部での演説日程を入れ、ギアチェンジした。

カイロ大卒という学歴詐称疑惑に都庁プロジェクションマッピング、そして、神宮外苑再開発と批判の材料は多かった。それだけに小池氏の街頭演説ではほかの候補者の支援者が集まり、大声を叫んで抗議をする光景が見られるようになった。

5日の新宿であった演説では「やめろコール」が発生し、小池氏が言葉に詰まる場面もあった。しばしの沈黙の後、小池氏は「江東区の15区の選挙以来、そしてまたポスターの状況を皆さん、ご覧になっていますよね、政見放送もご覧になっていますよね。これまでとちょっと違うと思われませんか。民主主義のプラットホームを守って行こうではありませんか。皆さんの普通に持っておられる常識を選挙を通じて訴えていこうじゃありませんか」と絞り出していた。

3期目の当選を果たしたとはいえ、批判の声はなくなりそうもない。

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