東京都知事選の投開票が７日に行われ、立候補していたタレントの清水国明氏（７３）の落選が確実となった。
清水氏は、現職・小池百合子氏の当選確実の報道を踏まえ「負け馬に乗っていただきありがとうございました。上位３組、４組が選挙違反で捕まらないかなと思うんですけど…」と口を開いた。自身初の選挙活動を振り返って「生まれて初めての選挙をやらせていただいた。選挙のプロがいるわけでもなく、メディアのパイプもなかった。要は戦略とか戦術とか、選挙に対する準備とか心構えが良くなかったのかな」と苦笑いを浮かべた。
それでも、〝災害対策〟を公約に掲げてきた清水氏は、今回の都知事選を通して「（被災支援など）３０年前からやってきた。こんなことを今頃言うのもなんですけど、当確が目的ではなく、そういったことを広報して皆さんにご理解していただくようなつもりでやってきた」と語り「めげずに頑張って、これからも活動を続けたいと思う」と意気込んだ。
すでに〝次の一手〟も考えているという。「政治活動ということではなく、今までやってきたことを全国スケールで展開していく。具体的な発表は近々…」と今後の抱負を述べた。