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【バスケット】河村勇輝 韓国戦勝利も猛省「これが本番じゃなくてよかった」

東スポWEB 2024年7月7日 23時9分

バスケットボール男子日本代表の河村勇輝(23=横浜BC)は、白星奪取にも反省点を口にした。

7日に行われた国際強化試合(有明アリーナ)で世界ランキング26位の日本は、同50位の韓国に88―80で勝利。5日の試合は84―85で敗れたものの、この日はきっちり白星をもぎ取った。第1クオーター(Q)はリードを許して終えるも、第2Qは35―36の場面で河村勇輝(横浜BC)のパスから吉井裕鷹(三遠)が2点シュートを決めて逆転。43―39で前半を折り返すと、後半も着実に得点を積み重ねて粘る韓国を振り切った。

17得点、9アシストをマークして勝利に貢献した河村だったが、試合後の表情は厳しかった。「まだまだ足りないことばかりだなというのが、やっぱり一番大きい」と猛省。開幕まで約3週間となったパリ五輪では「ベスト8」を目標に設定しただだけに「これが本番じゃなくてよかった、というのが正直な気持ち。やっぱりオフェンスもディフェンスも両方の面において、修正しなければいけない部分がたくさんあると思う」と顔をしかめた。

ただ、八村塁(レイカーズ)と昨季までグリズリーズなどでプレーした渡辺雄太の〝NBA経験組〟が5日の第1戦に続いてメンバー外。今後の戦いに向けて、2人が加われば戦力アップになることは間違いない。河村は「塁さんだったり雄太が入ってきて、オフェンスのコンセプトは変わらないとしても、いろいろと変わっていく部分はあると思う。すごい悲観することなく、今日出た課題をまた明日から修正して取り組んでいければ」と前を向いた。

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