７日放送のテレビ朝日系「サンデーステーション」で、この日開票の東京都知事選で、３選確実となった小池百合子氏や、躍進した石丸伸二氏をクローズアップした。
番組ではＡＮＮの出口調査などを元に小池氏当確を伝えると、公務を優先しながらも結果を残した〝戦い方〟を詳しく報じた。さらに蓮舫氏を抑えて２位につけた石丸氏については、コメンテーターの共同通信社・太田昌克氏が〝石丸推し〟と呼ばれる熱狂的な支持者の存在を指摘し「恐らく、今の政治に対する怒りや絶望、そして変化への切望の表れじゃないか」と分析した。
太田氏によると、現役閣僚からは「自民でも立憲でもない、新しいものを求める空気がある」といった声も漏れているようで「全く違う、異質な風が吹いているのかもしれない。そこに対する危機感が与党や野党にあるのか。ひょっとしたら世論を見誤っているのではないか。そういう風な印象を抱いています」と総括した。