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辛坊治郎氏 放送法に持論を展開「電波オークションをやればいい」

東スポWEB 2024年7月8日 1時25分

読売テレビの元アナウンサーでジャーナリストの辛坊治郎氏(68)が7日、大阪・読売テレビ制作のバラエティー番組「そこまで言って委員会NP」(毎週日曜午後1時30分)に出演し、放送法について持論を展開した。

辛坊氏は「日本は免許さえ与えられれば、もうかった時代があった」と切り出した。

そして国が各県4波という制限を設け、故田中角栄元首相が郵政大臣時代に希望者の半分が放送免許を得られたと解説した上で「国が差配して免許を与えるということをやめて〝電波オークション〟をやればいい。やる気があって、能力のある人に電波を与えた方が、放送局は未来がある」と持論を述べた。

辛坊氏の主張を聞いていた経済学者の竹中平蔵氏は「電波オークション、私は正しいと思います。1990年代からアメリカやヨーロッパでやっていてOECD加盟国の中でやってないのは日本だけ」と賛同。

自身が総務大臣だった時を振り返り「大臣の一存では動かない。問題提起の中に(辛坊氏の主張が)全部書かれていて、(与野党みんなに)握りつぶされるわけです」と吐露した。

最後に番組MCの黒木千晶アナから「辛坊さんって、読売テレビから(企業)年金もらってますよね」と問われた辛坊氏は「企業年金はいただいてますが、公的年金はいただいておりません」と回答。

すると黒木アナから「もし電波オークションをして、読売テレビがなくなっちゃったら年金もらえなくなりますけど、それでいいんですか」とつっこまれ、辛坊氏が苦笑する場面もあった。

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