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高橋大輔の銀幕デビューに不安なし アイスショーで見せていた〝俳優顔負け〟のセリフや演技

東スポWEB 2024年7月8日 6時11分

プロフィギュアスケーターの高橋大輔(38)が、故郷の岡山・倉敷市を舞台にした映画「蔵のある街」(来夏公開)で銀幕デビューを果たす。

同作は、3人組の高校生が「倉敷美観地区にある小高い山から花火を打ち上げる」という約束を実現するために奔走する物語。タレントのMEGUMIや俳優の橋爪功などがキャストに名を連ね、山田洋次監督の下で助監督などを務めた平松恵美子氏がメガホンを取る。

高橋は、公式サイトで「映画のお芝居ということで、不安も多々ありますが、新しい自分を発見できるチャンスと捉え、出演させていただくことを決意しました。(中略)僕のルーツである『倉敷』が舞台ということで、とてもご縁を感じております」とのコメントを寄せている。

2010年バンクーバー五輪フィギュアスケート男子シングルで銅メダルを獲得し、アイスダンスでも活躍したが、俳優業は本作が初挑戦。セリフ回しなどは大丈夫なのか。

ある舞台関係者は「問題ないでしょう。17年からアイスショー『氷艶』を開催していますが、そこで見せるセリフや演技は〝俳優顔負け〟ですよ。19年に光源氏を演じた時、宿敵を前に涙ながらに『貴様!』と叫ぶシーンでは横浜アリーナが揺れたのをよく覚えています。周囲も『あれ大輔さん?』といい意味で困惑していましたね」と明かす。

もちろん、アイスショーと映画では演技の種類が違う。その点、本人も不安を抱くかもしれないが、そこで生きるのが人脈だ。

「『氷艶』の演出原案は宮本亜門さんが務めています。宮本さんは高橋さんが表現するドラマ性を高く評価しているんですよ。また、松本幸四郎さんも演出を務めたことがありますし、高橋さんから相談されれば、協力は惜しまないでしょう」(同)

新たな挑戦に、強力なバックアップがついたと言えそうだ。

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