ＭＬＢは７日（日本時間８日）にオールスター戦（１６日＝同１７日・アーリントン）の投手と控え野手を発表した。カブスの今永昇太投手（３０）はＭＬＢ推薦で初選出された。チームで選ばれたのは今永一人だった。
日本選手の新人での選出は１９９５年の野茂英雄、２００１年のイチロー、１３年の松井秀喜、０７年の岡島秀樹、年の福留孝介、１２年のダルビッシュ有、１４年の田中将大、２３年の千賀滉大に続き９人目だ。
地元メディアも新人左腕のオールスター戦初選出を祝福した。シカゴ•サンタイムズ紙（電子版）は「ナ・リーグのオールスターチームを代表するカブスの選手は一人しかいない。それは驚きではなく、さらにそれが今永昇太であることはショッキングからは程遠い。今永が日曜日のナ・リーグチームに選ばれることは、すでに広く予想されていた」と予想通りと伝えた。
さらに「日本の横浜での成功したキャリアから、４年５３００万ドルの契約をした今永は、今季期待外れのカブスにおいて唯一のハイライトとなっている」と絶賛した。
ＮＢＣスポーツシカゴ（電子版）は「シカゴ・カブスの今永昇太投手は新人シーズンで素晴らしい活躍を見せており、ナショナル・リーグのオールスターゲーム出場選手に選出されたことで、帽子にまた一つ羽（名誉）をつけてもいいだろう」とたたえた。