阪神・才木浩人投手(25)が、8日、甲子園で行われた投手指名練習に参加。9日のヤクルト戦(甲子園)に向け、キャッチボールやショートダッシュなどで調整を行った。
リーグトップの8勝(2敗)を挙げている才木だが、ヤクルト戦には今季3試合に先発し1勝1敗、防御率3・71と相性はまずまず。それでも、「あんまり気にしなくていいかなと思っているので。いつも通り自分のピッチングができればと思います」と言葉に力を込めた。
ナイターゲームとはいえ、猛烈な暑さが続く中での登板となるが、対策はバッチリ。「全然問題ないんで。塩取ったりとか、ミネラルの部分を取ったりしながらできてるんで。その辺もしっかり継続して、色々やりながら投げられるといいかなと思います」。
開幕から日曜日を任されていたが、ここ2試合は〝火曜日の男〟として君臨している。前回登板となった2日の広島戦(マツダ)では、7回無失点の好投。勝ち星こそつかなかったものの、チームは延長10回の激闘の末勝利し、先発の役割を果たしていた。
チームは広島、DeNAにカード勝ち越しを決め、3位に浮上。首位・広島とのゲーム差も「1」に縮めた。ここまで無双投球を続ける右腕が、チームに勝ちを届ける快投を見せつけたいところだ。